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子供の矯正は、いつから始めた方が良いですか?

東京都三田の歯医者さん、鶴木クリニック歯科三田分院です。
今回のテーマは「子供の矯正の最適な開始時期」です。ぜひご愛読ください。
矯正は大人でも行える治療ですが、子供の時に行った方が良いと言われています。

これについては聞いたことがある人もいると思いますが、
ここで問題なのは一言で子供と言っても子供の年齢は幅が広いということです。
3歳でも10歳でも子供ですし、親からすれば15歳だってまだまだ子供ですからね、

そこで、ここでは子供の矯正における最適な時期を分かりやすく説明していきます。

子供の時に矯正した方が良い理由

そもそもなぜ矯正は子供の時に行った方が良いのか?…その理由から説明します。
矯正は歯並びを整える治療であり、歯並びを整えるには歯が綺麗に並ぶだけのスペース確保が必要です。
そしてスペース確保ができない場合、抜歯によってスペースを確保するのが一般的な方法です。

このため矯正において抜歯はつきものなのですが、
子供の時に矯正することで抜歯しない…つまり非抜歯で矯正できる可能性が大幅に高まります。
さらに成長期の子供の歯は動きやすく、無理に動かす必要がないため痛みが小さいメリットがあるのです。

最適なタイミングは3パターン

例えば、子供の矯正を開始する最適なタイミングを100人の歯科医に質問した場合、
その回答は全員一致ではなく3つのパターンに分かれます。

実際、複数の歯科医に相談して回答がバラバラで悩んでいるという人もいるのではないでしょうか。
ちなみに、子供の矯正を開始する最適なタイミングとしては、次の3パターンの回答が考えられます。

・乳歯の時期
・乳歯と永久歯が混ざっている時期
・永久歯が生えそろっている時期

…それぞれ全く異なる時期ですが、実はどのタイミングも見解として間違っていません。
しかし、それと同時にどのタイミングにもデメリットがあります。

つまり子供の矯正を開始するタイミングとして挙げられる3つのパターンには、
いずれもメリットとデメリットがあり、どのタイミングのメリットを優先するのか?
さらにどのタイミングのデメリットを避けるのか?…その考えが歯科医によって異なるというわけです。

一方、患者さんとしては3つのタイミングにおけるメリットとデメリットをそれぞれ把握し、
最も共感できるタイミングを最適に時期と判断すれば問題ありません。

乳歯の時期の矯正について

乳歯の段階で歯並びを改善すれば、永久歯に生え変わった時に正常な歯並びになる確率が高まるため、
そのメリットを重視する場合は乳歯の時期に矯正を行うと良いでしょう。
一方デメリットは「確率が高まる」という表現にあります。

乳歯の段階で歯並びを改善したところで、確実に永久歯の歯並びが正常になるわけではなく、
あくまで確率が高くなるだけですから、要するに確実性がないのです。
このため、本格的な矯正は永久歯が生えてからの方が良いという意見もあるのです。

乳歯と永久歯が混ざっている時期の矯正について

小児矯正では、ほとんどの場合この時期を最適なタイミングとしています。
既に生えている一部の永久歯を正常な位置に動かし、
そうすることで今後生えてくる永久歯が正常な位置に生えてくるためのスペース作りを行います。

このため、スペース作りにおいて抜歯が必要なくなる可能性が高いというメリットがあります。
しかし、正常な噛み合わせは永久歯が生えそろってから改めて作ることになるため、
トータルの治療期間を考えると長くなってしまうデメリットがあるのです。

永久歯が生えそろっている時期の矯正について

子供の歯はいずれ永久歯に全て永久歯に生え変わるため、
「だったら永久歯が生えそろってから矯正するのがベスト」というのが、このタイミングで矯正を行う理由です。
この場合、矯正のタイミングとしては大人の矯正と変わりません。

永久歯の歯並びを改善すれば治療が終わるため、トータルの治療期間が短くてすむのがメリットです。
さらに年齢的に考えて子供も審美性に関心がある時期ですから、矯正に対して協力的になってくれるでしょう。
デメリットは既に永久歯が生えそろっていることから、スペース作りにおける抜歯が必要になることです。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、子供の矯正の最適な開始時期についてまとめます。

1. 子供の時に矯正した方が良い理由 :非抜歯で行える可能性が高く、歯も動きやすいので痛みが小さい
2. 最適なタイミングは3パターン :それぞれのパターンにおいて独自のメリットとデメリットがある
3. 乳歯の時期の矯正について :永久歯が正常な位置に生えてくる可能性が高い
4. 乳歯と永久歯が混ざっている時期の矯正について :非抜歯で行える可能性が高い
5. 永久歯が生えそろっている時期の矯正について :トータルの治療期間が短くてすむ

これら5つのことから、子供の矯正の最適な開始時期について分かります。
非抜歯を重視するなら最適な開始時期は乳歯の時期、もしくは乳歯と永久歯が混ざっている時期でしょう。
また、治療期間を短くしたいのであれば永久歯が生えそろっている時期がおすすめですが、
その場合は大人の矯正と変わらないため抜歯が必要になる可能性が高くなります。
一般的な割合で言えば、子供の矯正は乳歯と永久歯が混ざっている時期に行うケースが多いですね。

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